【カーシェア比較】料金・レンタカー・自家用車|人気4社の特徴
「どうしても、マイカーじゃなきゃダメですか?こんなに良いサービスがあるのに…。」
世の中に、また1つ「便利」が増えた。今回は、2017年から急成長・急拡大している話題の「カーシェアリング」について分かりやすく紹介していく。
前半では「カーシェアリングの魅力」について紹介。あなたの「生活を便利」にしたり「車に関する支出を大幅に節約」できるカーシェアの最新事情について触れていく。
後半では、ライフスタイルや目的に合ったあなたにおすすめの「カーシェア選び」を、各社のサービスの違いを比較しながら紹介していく。
- カーシェアはどこが良いのか比較検討中
- 日常をもっと便利にしたい
- 生活費・固定費の「大幅な節約」
- 駐車場代が高い
- いつかはマイカー購入
- 趣味はドライブ
- 高級車を乗り回したい
- レンタカーを検討中
- みんなでキャンプに行きたい
どれか1つでも当てはまるなら、是非最後までお付き合い願いたい。
カーシェアリングのおすすめポイント
まずは、ざっくりとカーシェアリングのおすすめポイントをまとめる。
万が一の補償制度は?運転に自信がない方も安心。
カーシェアリングの利用料金には自動車保険料が含まれている。万が一の事故に備えて自動車保険が付帯しているから、運転が苦手、初心者でも安心して利用できる。
一般的な補償内容(一例)
- 対人補償:他人を死亡させたり、けがをさせたりした場合、1名につき 無制限(自賠責保険含む。免責額0円)
- 対物補償:他人の車や物に損害を与えた場合、1事故につき 無制限(免責額0円)
- 車両補償:利用しているカーシェアリング事業者の車両に損害を与えた場合、1事故につき 時価額(免責額0円)
- 人身傷害補償:ご自身や同乗者が死傷した場合、1名につき 3,000万円~無制限
※非会員の方の運転による事故、警察への届け出がなかった場合などは対象外。
カーシェアがレンタカーと比較しておすすめな理由
- カーシェアは30分などの短時間利用ができる
- 利用時間の長短に関わらず多くのケースでカーシェアの料金が安い
- 毎回ショップで受付を済ませる必要がない
- 24時間いつでも簡単に予約ができる
- ガソリン満タン返し不要(給油しても無料)
- レンタカーショップに行かずに最寄りのステーションで借りられる
カーシェアと自家用車を比較した場合
例えば、マイカーを自家用車(ワゴンR)で計算した場合と、カーシェアで比較してみる。
初期費用 | ||
自家用車(軽自動車) | カーシェア | |
車本体代 | 100万円前後 | 0円 |
オプション代 | 約10万円 | 0円 |
入会 | 0円 | 1000円前後(0円も多数) |
年間維持費 | ||
月額基本料 | 0円 | 12000円(1000円/月) ※利用料に充当され実質0円 |
自動車税 | 10,000円 | 0円 |
重量税 | 3,000円 | 0円 |
車検代 | 30,000円 | 0円 |
自賠責保険 | 15,000円 | 0円 |
任意保険 | 40,000円 | 0円 |
ガソリン代 | 19,200円 | 0円 |
カーシェア料(月15,000円) | 0円 | 約180,000円 |
駐車場代(月30,000円) | 360,000円 | 0円 |
消耗品 タイヤ・オイル等 | 30,000円 | 0円 |
合計 | 507,200円 | 180,000円 |
※年間走行距離2400km(200km/月)、ガソリン120円/L、燃費15km/Lの場合で計算
※カーシェア利用量は、「6時間パック」を月2回(1回60km)+「1時間利用」を月8回(1回10km)した場合の、年間走行距離2400km(200km/月)で計算
車検を安くしたい→安い車検店舗が見つかる。ポイントも貯まる。車検の比較&予約サイト【楽天車検】
カーシェアの意外な使い方
運転するばかりがカーシェアではない。ユーザーによっては「短時間でも利用可能」「値段が安い」「個室である」といった特性を応用し、意外な使い方をしているようだ。なかなか面白かったのでここで一部紹介しておく。
カーシェアで仮眠
カーシェアで着替え
カーシェアをコインロッカー代わりに
カーシェアでカラオケ
カーシェアで授乳やおむつ交換
カーシェアで避暑or温まる
ここまで紹介した他にも、カーシェア各社まだまだおすすめしたいポイントはあるがそれは後ほど詳しく。
なぜ、カーシェア市場はこんなに便利になった?
ここでは、なぜカーシェア市場が急拡大、そして便利にお得に使いやすくなったのか、市場動向に触れていく。早くサービスの比較をしたいという方は飛ばし読みをしていただいてもOKだ。
2017年 タイムズカープラスがステーション設置で全国制覇
意外と知られていない「カーシェアリング」市場は、需要とともに今も急成長している。注意深く街を見てみると、意外にもあなたの側にカーシェアの拠点「ステーション」は結構ある。2017年、カーシェア市場最大手の「タイムズカープラス」は、全国47都道府県に「ステーション」の設置を完了し、すでに全国制覇を果たしている。
新規参入が相次ぎ、カーシェア市場は三つ巴状態に
しかし、一社独占に待ったをかけるべく参入した「オリックスカーシェア」は価格で対抗。低価格のプランを提案し顧客の料金プランの選択肢が拡充された。
一方「カレコ・カーシェアリングクラブ」は三井不動産リアルティと合併し事業拡大、特に豊富な車種で車ファンを魅了する。
新たな顧客ニーズを探る「NTTドコモ」の参入でさらに激化
さらには2017年末、新規参入に名乗り出たのが「NTTドコモ」だ。「dカーシェア」の名でサービスを提供する。新規参入ではステーションの数で差が出るのでは?と思いきや、「オリックスカーシェア」の車やステーションをそのまま利用でき、「dカーシェア」独自の料金プランで勝負に出たのだから驚き。
しかもその料金プランは「月額基本料無料」や「初期費用無料」などなど、カーシェア初心者に需要の合ったものであったため急拡大。さらには「個人間カーシェア」や「レンタカー手配」など、新たなサービスも提案。おまけに「dカーシェア」は今後、「カレコ・カーシェアリングクラブ」や「カリテコ」のサービスも取り込む予定と言うのだから目が離せない。
2018年「NISSAN e-シェアモビ」で日産がカーシェアに参戦
2018年には日産自動車株式会社がカーシェア市場に本格参戦。「NISSAN e-シェアモビ」として多数のキャンペーンで基本料金無料・入会無料で会員数増加をうながしている。コンセプトは「安心」「快適」「気軽」で、カーシェア市場に自動運転技術「プロパイロット」搭載車を導入したり、月額料0円プランを提案したり、ユーザー目線でのサービスの拡充で快適なカーシェアを展開する予定。
カーシェア市場の激化は、顧客のメリット
こうしてカーシェア市場は、ますます激化することになった。そして市場が激化することは、私たち顧客にとっては「料金の低価格化」「より自分の使い方にあった新プランの誕生」「ステーション・車種・サービス・利便性の拡充」などのメリットとして働く。
各社しのぎを削ったサービスを是非ともチェックしてほしい。
実は簡単「カーシェアリングの使い方」
一度もカーシェアリングのサービスを利用したことのない方は、やはり抵抗があると思う。今でこそ日常の一部となった「電子マネーSuica」でさえ、使ってみるまではなんとなく怖かったものだ。しかし一度利用してみるとどうだろう。もはやSuicaなしでは不便とさえ感じるような時代になった。
新しいサービスというのはどんなに素晴らしいものであっても、まずは「丁寧」にその「不安を取り除く」努力をしなければ利用者は増えない。カーシェアリングにおいて第一の不安の壁、それは「私にも使えるの?」という問題だ。
使い方の流れは、どのカーシェアリングサービスを選んでもほぼ同じ。順に説明していく。
STEP1:入会
まずは入会。スマホからでもパソコンからでも簡単に申し込みが可能で、指示通りに名前や住所を入力していくだけだ。好み・あなたの利用シーンに合ったカーシェアリングサービスに入会しよう。どの会社のサービスがあなたに合っているかは後ほど紹介していく。
入会すると、数日で会員カード(ICカード・乗車カード)が届く。このカードが、あなたが予約した車を予約した時間にドアロックを開錠する「カギ」の役割を果たす。会社によっては、お持ちのSuicaなどのFeliCaにこの機能を持たせることも可能で、このサービスを導入している会社は、会員登録完了後、予約して利用が可能となる。つまり申し込みから即日カーシェアリングを楽しむこともできるのだ。
STEP2:予約
入会が完了すると、いよいよ希望日・希望時間に車を予約することができるようになる。慣れれば5分もかからずサクッと予約可能。いずれのカーシェアリングサービスも、スマホ・PCに対応しているのでより使いやすい方で予約して欲しい。
STEP3:車のドアロックを開錠
当日、予約時間になったらステーション(駐車場)に行き、各サービス指定の方法で車のドアロックを開錠。と言ってもやることは会員カード(もしくは登録したSuicaなどのおサイフケータイ)を車にサッとかざすだけだ。
車に乗り込んだら、今度は車のキーを取り出す。基本的には車内のグローブボックス(キーボックス)に入っている。
STEP4:車を利用する
ここからはもういつもの車と同じ。旅行に行ったり、週末のまとめ買いに活用したり存分に活用しよう。
カーナビやETC車載機は全車完備。ドライブをしながら音楽(CDプレーヤーはほぼ全車搭載。FMトランスミッターやBluetooth、 3.5mmステレオミニ端子搭載車も多数)を楽しんだりもできるし、ジュニアシートが付いていたりと便利なものもある。
予約した時間を存分に活用しよう。ちなみに渋滞などで予約した時間をオーバーしそうな時は、スマホで簡単に延長も可能。
STEP5:給油・洗車
給油や洗車は強制ではないので必要に応じて適宜行おう。車内に設置されている「給油・洗車カード」を使って行うのでもちろん無料だ。おまけに給油や洗車に協力するとそれぞれ15分ずつの料金の割引がうけられるサービスも。次の人が気持ちよく使えるようにして返却するという、まさに日本人の心だ。
STEP6:返却
返却は借りたステーションに返却となる。原則、キャンペーンなどを行っていない場合「乗り捨て」などはできない。車に設置されている簡易的な掃除道具で清掃を済ませたら、車の施錠をしてカーシェアリングのすべてが完了だ。
カーシェア選びのポイント
さて、ここまででカーシェアリングは意外に簡単に利用できることがご理解いただけたと思う。そうなってくると次に悩むのが「どこのカーシェアサービスを選ぶか」だ。ここでは大きく3つのポイントをまとめておく。
上記のポイントを押さえているかどうかはかなり重要になってくる。
「料金」「サービス」「ステーションの数や場所」といった特徴は、各サービス提供会社でしっかり住み分けされている。
それでは次の項目からいよいよ「カーシェアの比較」をしていこう。
【カーシェア4社を比較】特徴一覧表
まずは「タイムズカープラス」「オリックスカーシェア」「dカーシェア」「カレコ・カーシェアリングクラブ」の4社の特徴をまとめて比較する特徴一覧表をチェックしてほしい。また、一覧表の各会社名をclickすると公式サイトへ移動するので、より詳しくサービスを知りたい場合は活用してほしい。
タイムズ カープラス | オリックス | カーシェアリング クラブ | ||
提供会社 | タイムズ24 | オリックス自動車 | NTTドコモ | 三井不動産 リアルティ |
ステーション | 10356ヶ所 (2月/18年) | 1554ヶ所 (9月/17年) | 1554ヶ所 (9月/17年) | 1594ヶ所 (2月/18年) |
初期費用 | ※1550円 | ※1000円 | 0円 | 0円 |
月額基本料金 | 個人プラン 1030円 | 個人Aプラン 980円 ※0円プランも有 | 0円 | ベーシックプラン 980円 |
最短利用時間 (料金) | 15分 (206円〜) | 15分 (200円〜) | 15分 (220円〜) | 30分 (390円〜) |
料金請求 | 利用時間分 | 予約時間分 | 予約時間分 | 利用時間分 |
キャンセル 可能時間 | 予約時間の 1分前まで | 予約時間の 1時間前まで | 予約時間の 1時間前まで | 予約時間の 1分前まで |
無断超過料金 | 2倍の料金 | 2倍の料金 | 2倍の料金 | 2倍の料金 |
入会待ち期間 | 最短当日 | 約1週間 | 最短当日 | 最短当日 |
予約 | 2週間前より | 2週間前より | 2週間前より | 2ヶ月前より |
ポイント | プラスポイント | ステージポイント | dポイント | 会員特典各種 |
学生プラン 月額基本料 | 入会より 4年間無料 | 入会より 5年間無料 | – | 入会より 4年間無料 |
※タイムズカープラス、オリックスカーシェアともにキャンペーン中初期費用が無料。
各社特徴が出ているが、一概に「料金が安いからここが良い」「ステーションが多いからここ」などという決め方は避けなくてはならない。もっと具体的にサービスを比較していこう。
【カーシェア比較】料金比較(月額料金・利用料金)
「月額基本料金」は、単純に考えれば唯一0円の「dカーシェア」がお得に思える。しかし、他のカーシェアで言う「月額料金(基本料金)」は、その月の「無料利用分」に充当される。
つまり月額料金がかかる他のカーシェアであっても、「1ヶ月あたり1時間を超えて利用」するのであれば0円と同等なのだ。
カーシェア料金比較表 | ||||
タイムズ カープラス | オリックス | カーシェアリング クラブ | ||
基本料金・月額料金(=無料利用分)比較 | ||||
月額 | 個人プラン 1030円 | 個人Aプラン 980円 | 0円 | ベーシックプラン 980円 |
利用時間と距離料金による比較 | ||||
1時間 | 824円 | 800円 +距離料金 (15円/km) | 880円 | 780円 |
6時間パック | 4020円 | 3500円 +距離料金 (15円/km) | 4200円 | 3800円 +距離料金 (16円/km) |
12時間パック | 6690円 +距離料金 (16円/km) | 4500円 +距離料金 (15円/km) | 6500円 +距離料金 (15円/km) | 5300円 +距離料金 (16円/km) |
24時間パック | 8230円 +距離料金 (16円/km) | 6000円 +距離料金 (15円/km) | 8000円 +距離料金 (15円/km) | 6800円 +距離料金 (16円/km) |
夜間パック | 2580円 +距離料金 (16円/km) (18時-9時) | 2500円 +距離料金 (15円/km) (20時-9時) | 2500円 +距離料金 (16円/km) (20時-9時) | 2500円 +距離料金 (16円/km) (18時-9時) |
料金だけで比べるならば、
と言った結果になった。
【カーシェア比較】ステーション数で比較
次にステーション数で比較した場合はどうだろうか?
タイムズ カープラス | オリックス | カーシェアリング クラブ | ||
ステーション数 | 10356ヶ所 (2月/18年) | 1554ヶ所 (9月/17年) | 3900ヶ所 (11月/18年) | 1594ヶ所 (2月/18年) |
コインパーキングの「Times」をそのままステーションとして利用している「タイムズカープラス」が他社を圧倒する10000拠点オーバー。
ついで2018年、「dカーシェア」は、カレコとも提携し、3900カ所に一気に拡大。これによりかなりカーシェア選びの有力候補になった。
「カレコ・カーシェアリングクラブ」は、時間貸し駐車場の「リパーク」を利用しているので、都心・関東近郊だけで考えるならば利便性は「タイムズカープラス」に引けを取らない。
「オリックスカーシェア」は、観光地などの人の集まるエリアに強い。旅行で観光地までは電車や新幹線、実際の観光はサクッとカーシェアで楽々移動という使い方も出来る。
値段が安くても、車種が豊富でも、そもそも使いたいエリアにステーションが存在しなければ話にならない。そういった意味で、広くカバーしていてあなたのエリアにマッチする可能性が高いのが「タイムズ」であることは間違いない。
しかし、あなたの使いたいエリアに「タイムズ」があるとは限らないし、そんな場所にこそ「オリックスカーシェア」や「カレコ・カーシェアリングクラブ」はあるものだ。各社、公式サイトにて自分のエリアがカバーされているかどうかは要チェックポイントとなる。
【カーシェア比較】車種の豊富さで比較
車種選びも楽しみの1つ。ドライブが趣味の方はもちろん、憧れの高級車を運転したい、家族全員乗れる車が必要、キャンピングカーを利用したいなどなど実はカーシェアの比較には車種も大切なのだ。
各社「トヨタ」「ホンダ」「スバル」「日産」「三菱」「マツダ」そして「レクサス」「メルセデス・ベンツ」「アウディ」人気の「スマート」など独自のラインナップを揃えている。
車両タイプには「コンパクト」「ステーションワゴン」「リーフ」「SUV」「スポーツ」「ミニバン」「セダン」「輸入車」「EV」「キャンピングカー」などがあり、自分の利用したい車両タイプがあるのかもチェックしよう。
以下に、各社の車種を紹介するので比較材料にして欲しい。また、車種によっては料金変動もあるので注意だ。
タイムズカープラスの車種
- プリウス
- プレマシー
- デミオ
- フィット
- アクア
- ノート
- ヴィッツ
- カローラフィールダー
- スイフト
- ソリオ
- i-MiEV
- ADバン
- NV200バネット
- ハスラー
- パッソ
- フリード
- N-BOX
- インプレッサ
- ウェイク
- シエンタ
- NV350キャラバン
- MINI One
- MINI One CROSSOVER
- LEAF
- Audi A1
- セレナ
- CX-5
- ノア
- スバル XV
- VOXY
オリックスカーシェアの車種(dカーシェアの車種)
- アクア
- ノート
- フィット
- デミオ
- ヴィッツ
- マーチ
- スプラッシュ
- スイフト
- プリウス
- インサイト
- カローラ
- ティーダラティオ
- フィット
- ヴィゼル
- フリード
- エクストレイル
- ステップワゴン
- セレナ
- リーフ
カレコ・カーシェアリングクラブの車種
- C-HR
- ヴィゼル
- ハリアー
- XV
- エクストレイル
- CX-5
- レヴォーグ
- ロードスター
- NX
- エクスファイア
- ヴォクシー
- シエンタ
- フリード
- アルファード
- プリウスPHV
- アクセラ
- レクサス
- メルセデスベンツ
- スイフト
- ヴィッツ
- タンク
- ノート
- N-BOX
- フィット
- フォーフォー
- フォーツ
- i Miev
- キャンピングカー
次の項目からは、各カーシェアリングを会社毎にチェックしていく。
【タイムズカープラス】評判・評価・特徴
利便性で選ぶならタイムズカープラス
「タイムズカープラス」の特徴は、なんといっても幅広く全国をカバーしているステーションの数だ。自宅の近くで探しやすいだけでなく、旅行先や出張先でも見つけやすいので活用しやすいのが特徴。キャンセルは1分前まで無料で出来るのも、予定が変更になりやすい人にはありがたい。また、予定より早く返却する場合は、使った時間分だけしか請求されないのも嬉しい。ちょっとしたお出掛けで使用頻度の高い6時間パックが全車両一律4020円と最安値であることもメリット。36時間以上の長時間パックもあり、抜目がないのはさすがだ。
「終電を逃してしまって、急遽2580円の夜間パックを利用して家に帰り、次の日はその車でそのまま出勤した。タクシーよりはるかに安く済んだ」などという口コミ評判も、ステーションが豊富なタイムズカーシェアならではだ。
タイムズカープラスはこんな人におすすめ
- 自宅から近いところでステーションを探したい
- 都内近郊での利用が多い
- 週末サクッと(6時間くらい)買い物に出かけたい
- 予定が変更になりやすい
- 旅行先・出張先などいろんな場所で活用したい
【オリックスカーシェア】評判・評価・特徴
長距離・長時間の本格的活用ならオリックスカーシェア
オリックスカーシェアの魅力は、何と言っても長距離・長時間利用で、使えば使うほど他社の料金とお得さに差が出てくる。近場にステーションがあって、本格的にカーシェアのサービスを活用するならオリックスカーシェアがおすすめだ。月に一回は遠出の旅行に行きたいなどという方にもおすすめ。ステーションは観光地も網羅しているので、観光地についてからカーシェアに乗って楽々観光という使い方もある。また、カーシェアを使わない月は、個人Bプランに切り替えておけば月額基本料を0円にできるのも嬉しい。延長で6時間以上になると自動でパック料金に切り替わるのも15年の歴史ある会社ならでは。
オリックスカーシェアはこんな人におすすめ
- 長距離・長時間の利用が多い
- 車での旅行が好きな人
- 宿泊ありの旅行でもお得に使いたい
- カーシェアを使わない月もある
- 旅行先の観光地でカーシェアを活用したい
【dカーシェア】評判・評価・特徴
※dカーシェアは、もちろん「docomoユーザでなくとも利用可」だ。他社のスマートフォンやタブレット、またパソコンでの利用も出来る。
カーシェアデビュー・ちょい乗りお試しならdカーシェア
初期費用「0円」月額基本料「0円」という気軽さはさすがユーザー心理を理解しているNTTドコモだ。「カーシェアを試しにやってみるにも初期費用や月額はちょっとネック」という、超ライトユーザーの評判上々。
また「月額無料」という特性を活かしてとりあえず申し込み。普段は別のカーシェアを活用しているが、好みの車を予約できなかった時や、ステーションが近くになかった時の為に保険としてとりあえず申し込んでいるという口コミ評判も。
※2018年11月追記。dカーシェアがオリックスとカレコのステーション両方使えるようになったことでステーション数も一気に増大。これで月額は0円。文句なしにおすすめできるカーシェアと言える。
その月一度も利用しなければ全くお金がかからないという「dカーシェア」ならではの特徴をうまく活用した戦略だ。昔はカーシェアのセカンドオピニオンといったところだったが、もはやメイン使いでもおすすめ。
dカーシェアはこんな人におすすめ
- カーシェアととりあえず使ってみたい
- 車を使わない月もあるので固定費を安くしたい
- 車に乗っても、ちょこっと近場に行く程度
- メインのカーシェアが使えなかった時の予備として申し込み
【カレコ・カーシェアリングクラブ】評判・評価・特徴
車が大好き、豊富な車種でドライブを楽しむならカレコ
高級車など様々な種類の車に乗ってみたい「車ファン」や、ドライブが大好きな方は「カレコ・カーシェアリングクラブ」がおすすめだ。都内・東京近郊のステーション数も充実しているので利便性も高い。
「タイムズカープラス」同様、キャンセルは1分前まで可能だし、予約した時間よりも早く返却した場合は利用した分だけの請求となるので、予定が変わりやすい人でもお得に、キャンセル料などを気にせず申し込めるのが嬉しい。
料金は時間の長短に関わらず多くの場合で安さ2番手に位置づけているので、どんな利用シーンでもお得感があるのも嬉しい。子供の習い事の送り迎えなど1時間程度の利用なら最安の780円だ。
今回では唯一のキャンピングカーも車種に入っていて、憧れのロケーションでキャンプを楽しめるのも嬉しい。
カレコ・カーシェアリングクラブはこんな人におすすめ
- ベンツなどの高級車・輸入車好き
- 都内近郊での利用が多い
- 車の運転が大好き・ドライブが趣味
- 1回の利用時間や走行距離がまちまち
- 子供の習い事の送迎がある
- キャンプが趣味
【カーシェアのデメリット】あえて言うなら
良いことばかりを述べても伝わらない。あえてここではカーシェアのデメリットを列挙する。
- 全車禁煙でタバコを吸えない
- ペットを乗せることができない
- 好みの車種が近場のステーションにあるとは限らない
- 車の改造ができない
- 指定の時間に予約が取れない可能性がある
- 乗り捨て(ワンウェイ)ができない
- 会員でない人の運転は原則禁止
- スタッドレスでない車が多い
【結論】カーシェア比較はどこが良い?
ということで、ここまでカーシェアの比較をしてきたが、結論をつけるならば、
あとは、利用シーンに合わせて選択していこう。まず最重要チェックポイントは、利用したいエリアにステーションがあるかどうか。
その上で、
という特徴で選択していただきたい。
コメント