【UNLIMITIV-アンリミティブ-とは?】スマホ連動の人気シューズ発売
子供の運動靴もここまで来たか。
履くだけで足が速くなる「瞬足」が大流行。あれからどれだけの月日が流れただろうか?
文明は進化しながらも、あの「瞬足」を凌駕する商品はなかった。
そして2018年、時は来た。
あのバンダイが、キッズシューズ業界に火をつける。
「履くだけで誰でも足が速くなる?じゃあその靴、ライバル全員が履いていたらどうなるの?」
靴がすごいだけの時代は終わった。
「靴」だけじゃない。履いている「本人」が成長するべきだ!
「履く者」のやる気をかき立て、育成し、指導するシューズ。
今回は、難しい「現代の子供」の心を躍動させるジュニアシューズ「アンリミティブ-UNLIMITIV-」を紹介していきます。
お父さんお母さん、ぜひ最後までお付き合いください!
アンリミティブ-UNLIMITIV-とは?
小学生の運動量を劇的に変化させるかもしれない商品(シューズ)が2018年12月1日発売となった。
※イメージはアンリミティブ-UNLIMITIV-公式より
身体に装着して「心拍数」「活動量」「行動のログ」などをとったり、スマホ機能の一部を肩代わりするウェアラブル商品はこれまで大人向けには多数発売されてきた。
そんな中「アンリミティブ-UNLIMITIV-」は、あえての小学生向けのウェアラブル商品と言える。
来年小学生になる子供を持つ私としては非常に気になるので今回はこの商品を詳しく調べてみた。
まずは軽い前談として、多くの親が抱える不安についてふれていきたい。
現代の子供達の運動不足への不安
ゲームは面白い。それは最近に限ったことではなく、ここ何十年もの間ずっとそうだ。
時代とともに進化するそのテレビゲームや携帯ゲームに、いつの時代も子供達は魅了されている。私だってそうだった。いわゆるゲーム大好き少年であった。
しかし最近の状況は、そんな私ですら不安に思えるような状況ではないか。子供は早くからスマホを持ち、学校側が禁止していない限りは常に携帯。文字通り寝ても覚めても歩く時も、その画面に、スマホアプリのゲームに夢中になっている。
一方でそのスマホゲームの波に飲まれまいと進化を続けるのは、任天堂「任天堂switch」やSONY「プレイステーション」に代表される家庭内ゲーム機。
極端な例を挙げれば、下校時にはスマホアプリのゲームをしながら歩きスマホ、家に帰ればパソコンやら家庭用ゲーム機で遊ぶ日々。
たまに外に出て公園に出れば、友達とベンチに集まりゲームで通信対戦、といった光景はもはや珍しくはない。
この子達の運動量は一体どうなっているのだろう、と興味すら湧いてくる。
そして、それほど現代のゲームは面白い。
そんな子供達の運動不足に追い風を吹かせるのは世のモンスターペアレントと、間に挟まれ身動きのできない教育現場で、徒競走には順位をつけないという幼稚園や小学校があるというのだから驚きだ。
順位をつけぬ徒競走ならばやらぬ方がマシとも思えるが、これが現代。そしてそうさせてしまったのは、おそらくは「わたしたち」だ。
アンリミティブ-UNLIMITIV-が、現代の子供の運動量を増やす?
そんな中、この子供のゲーム好きを利用した新しい商品が、あのゲームメーカー「バンダイ」から2018年12月1日に発売される。
その名も「アンリミティブ-UNLIMITIV-」だ。
「アンリミティブ-UNLIMITIV-」には、内部に加速度センサーが内蔵(シューズのどこにセンサーが搭載されているかはあえて非公開)されていて、靴を履いている人の運動の履歴を記録してくれる、まさにハイテクシューズ。
ちなみに「アンリミティブ-UNLIMITIV-」は小学生向けに特化したシューズ。小学生の行動を察知し、「ジャンプの高さ」や、「反復横跳びをしている」など、かなり細かい行動まで正確に判別することができるセンサーを搭載し、その運動記録はスマホと連動させることで実に面白い効果を発揮してくれる。
アンリミティブ-UNLIMITIV-の効果は?
スマホゲーム連動システムで子供を運動へ
「アンリミティブ-UNLIMITIV-」の効果1つ目。
連動スマホアプリで、運動量が多いほど、あるいは、速く走るほどバトル要素のあるゲームが展開する仕組み。
いま熱中しているゲームを効率的に攻略することを望むならば、必然的に毎日コツコツと走り回るしかないという、なんともスパルタなゲームとの連動がこの「アンリミティブ-UNLIMITIV-」の魅力の1つ。
ちなみにスマホ連動とはいえ、スマホ禁止の小学校ではどうなの?というご心配は不要。
「アンリミティブ-UNLIMITIV-」は、運動履歴をこのシューズ自体が記憶してくれるので、Bluetoothなどでリアルタイムで連動しておく必要はなく、家に帰ってから自分のスマホなり親のスマホにリンクさせればOK。
どのくらい「歩いた」「走った」「ジャンプした」など細かくポイントが加算されていて、もちろん運動量が多いほど高ポイントでゲームを展開できるので、嫌が応にも子供の運動量が増える仕組みだ。
この面白いシステムに魅了される子供、そして親はきっと多いだろう。
ちなみにデザインは現在は未定だが、メーカーは子供を研究し、知り尽くしているあの「バンダイ」であるから、多くの子供の目を引くデザインに仕上がることは言うまでもない。
子供の走りをチェック、アドバイス機能
2つ目の「アンリミティブ-UNLIMITIV-」の効果は、実際に子供の足が速くなるためのアドバイス機能が搭載されているというところ。
速く走るための練習法を、走り方をスマホ経由で利用者にアドバイスをしてくれる。まあ、この程度ならその辺のスマホアプリで事足りてしまうレベルだが、「アンリミティブ-UNLIMITIV-」はそれだけじゃない。
一方通行のアドバイスではなく、アドバイス通りにできたかどうかを、実際の走りをチェック、改善をしてくれるという仕組みまで搭載。
まさに現代の小学生の運動に送る「PDCAサイクル」ともいうべき存在になりうる商品。我が子の運動会での活躍をみるのも遠い夢ではないかもしれない。
アンリミティブ-UNLIMITIV-の価格は?
ところで、ここまでハイテクで有能な「アンリミティブ-UNLIMITIV-」だが、幾つか気になることがでてくる。
まずは価格だ。
これほどの機能を備えていても、それに見合った高額を提示されては現代の不況に逆行していて到底手の届かない商品だ。
と思いきや、なんと価格は3900円とされている。
いわゆるジュニアシューズの平均的価格帯で、これならば子供にせがまれても安心して購入してあげられる。
アンリミティブ-UNLIMITIV-の充電方法は?
もう一つ気になること、それは充電だ。
センサーがあるということは当然ながら電気が必要になる。ソーラー電池でも使うのか?あるいはわざわざ充電をしなくてはならばいのか?
と、慌ててコンセントの空きを探したり、メンテナンスの不便さを不安視する必要もない。
実はこの「アンリミティブ-UNLIMITIV-」は、内蔵バッテリーで、充電の必要なしというエコ設計。
購入時のバッテリーは、平均的に次の靴に買い換えるまでの期間は十分に持つ仕組みで、まさに現代の経済状況や将来を考慮された商品。
つまりは、普通のジュニアシューズと同じように購入し、同じように使用することができるというわけ。
アンリミティブ-UNLIMITIV-と「瞬足」
現在も、アキレスより発売されている、履くだけで速く走れるようになる「瞬足」がジュニアシューズの人気を占めている。
ブーム全盛期の小学生は右も左も、この「瞬足」を履いていた。それほど人気のある商品であり、今も進化し続ける人気の商品であることは言うまでもない。
※画像クリックで「瞬足」詳細ページへ↓
一方、今回の「アンリミティブ-UNLIMITIV-」に関しては、靴だけでなく、履いている本人も進化する商品。
ゲーム連動の魅力で子供を運動に駆り出し、がむしゃらに走るその走りをアドバイスしてくれるので、買った時点では他の子供との差はないかもしれないが、頑張って走った分だけ様々なボーナスがついてくる。
頑張っれば頑張るほど走りが改善されるという、個人の努力心を掻き立てるタイプのシューズは、子供の精神面まで鍛えるようなアイテムになるだろう。
アンリミティブ-UNLIMITIV-まとめ
「目の前にニンジンをぶら下げて走らせる」なんて言葉は、今も昔もあまりいい意味では使われない。
しかし「目の前のニンジンにも興味を示さない」子供と「子供がやる気になるニンジンがどんなものなのか皆目検討もつかぬ」という親。
現代の日本の親子が抱える問題を解決するといえば大げさに聞こえるかもしれないが、私はこの「アンリミティブ-UNLIMITIV-」は、それほどの可能性を秘めている3900円であると断言できる。
子供の「やりたい」を生み出し、親の「して欲しい」を解決するニンジンは、八百屋ではなく、バンダイから発売される。
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