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マタニティーマークに嫌がらせ?身につけた方が絶対幸せになる理由

みなさんこんにちわ。

みなさんは以下のマークをご存知ですか?

マタニティーマークと言って、お腹の中に赤ちゃんがいますということを知らせるために、妊婦さんがバックなどにとりつけるマークです。

もう導入から10年近く経過するのに、未だに知らない人が多いんです。

かく言う私も、実際に嫁が妊娠してこのマークをもらってくるまでは知りませんでした。今日はこのマークについて、のお話です。

嫌がらせ?マタニティーマークを身につけた方が絶対幸せになる理由

 

まずはおさらいといいますか、そもそも

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マタニティーマークってなに?

妊婦さんがこれを身につけることで、この方が妊婦さんなんだと周囲に気づいてもらうためのもので、気づくことができれば、例えば電車で席を譲ったり、重い荷物を運ぶのを手伝ったりもできるので周囲にとってはとても助かるマークです。

どこでもらえるの?

じつはマタニティーマークは、いろんなところでもらえます。

一番多いのは各自治体、つまりは各市区町村の役所で、母子手帳と一緒にもらうことができます。

他には、交通機関の各駅、ターミナルでも配布していますし、妊婦さん向けの雑誌の付録、最近ではAmazonなどの通販でも取得できます。

Amazonで買えるマタニティーマークはデザインも豊富

上記のようなデザインはそのままで、オリジナルのキーホルダーにアレンジしているものや、下のように、そもそもイラストまでアレンジしているもの(各自治体に委ねる)まで。

 

 

意外にいろんな形で身につけることが可能です。

マタニティーマークはいつからつける?

簡単に言えば妊娠期間中はもちろんいつでもつけてOKです。むしろつけましょう。

とくに身につけるべき期間は、周囲が気づかない安定期前
です。
この時期は、身体も赤ちゃんも非常にデリケートな時期です。そしてその一番大事な時期にはまだお腹も大きくなっておらず、妊娠しているかどうかは周囲の人には全くわかりません。
お子様のためにも、この時期は絶対に身につけましょう。

 

さて、

このマタニティーマークのポイントは、

妊婦さんが自分が妊婦ですと主張するのが目的なのではなく、周囲がこの方は妊婦さんなんだと気づくことが目的です。
つまり、妊婦さんが「つけたい」と思うものではなく、周囲が妊婦さんに「つけていて欲しい」と主張することが、このマタニティーマークの正しい考え方です。

しかし残念なことに世間の発想はそこまで行っておらず、それどころかそもそもこのマーク自体の認知度が低く、特に子供のいない男性は、このマークの存在を学ぶことがほぼ皆無なため、満員電車のサラリーマンがこれに気づき妊婦さんに席をゆずるまでにはいたらない。

では、

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なぜマタニティーマークは認知度が低いのでしょうか?

答えは簡単です。

このマタニティーマークを身につける人が少ないからです。いくらこのマタニティーマークをお住いの市区町村の役所でもらっても身につける人が少なければ認知度が上がるわけがないのです。このままこんな状況が続けば、せっかくのいい取り組みも台無しになってしまいますので、妊婦さんは、自分のためにも、そしてなによりお腹の大切な赤ちゃんのためにも、身につけていただきたいです。

 

では、

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なぜ、妊婦さんはマタニティーマークをつけないのか?

これは大きく3つの理由があります。

1つ目には、

妊婦であることを知らせるのを躊躇しているから

ということがあるようです。

日本人の性格として、自己主張を苦手としたり、あまり自分のことを世間にさらすのを恥ずかしいと捉える方が多いということが原因の1つです。

そう主張するくらいならば、電車でも我慢して立っている方がマシ、という発想のようです。

2つ目には、

マタニティーマークに気づいてもらえない

ということがあるようです。

勇気を出してこのマークをつけたのに、気づいているのか気づいていないのか、知らないのか、原因はわかりませんが全く席を譲ってもらえない日々が続くと、なんとなく自分が否定されたような気分になって、むしろ辛いというケースです。

そして、

3つ目には

マタニティーマークをめぐるトラブル

が原因になっているようです。

マタニティーマークをみて嫌がらせをする、心ない方がごくわずかながらいるようです。

例えばそれは不妊で悩む方が、それをみると、「なんなの?自慢?」と感じて暴言をはいてしまったり、時には手を出すケースもあるそうです。

確かに不妊で悩む方には心をえぐられる思いかもしれませんが、ここはどうかひとつ、いつか自分が妊婦になったときのことを想像して、優しい対応をお願いしたいところです。


そして残念なことに、

そんな

トラブルがSNSで拡散され、怖くて身につけることが嫌になる

2次災害のケースです。

ネットで調べるとマタニティーマークの悪口がたくさん出てくる。同じように調べたママ同士が怖いよねって噂話をする。やがてそれはまるで日常的に起こるトラブルかのように広まり、「ああ、怖いからもうつけるのやめよう。大事な身体だし、なにかあったら困る。」

そう言って、バックからマークを取り外すのです。

 

こんな時代だからこそ胸を張って主張します。

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妊婦さんはマタニティーマークをつけるべきです

理由は大きく3つあります。1つ目は

マタニティーマークのトラブルなんて、万が一の事

だということ。

お母さん、ネットの情報に惑わされないでください。あなたが落ち着かないでどうしますか?

お気持ちはわかりますが、よく考えてください。

今の時代なにか心配事があると、人はわざわざ心配事が見つかるワードでネット検索をします。たとえば、「マタニティーマーク トラブル」や、「マタニティーマーク 嫌い」とか。

当然ですがこんな検索の仕方をすれば、マタニティーマークを否定する記事がたくさん出てきます。それはそうですよ、自らネガティブな記事を探しに行っているのですから。そしてそれをみて、「ああ、やっぱりマタニティーマークをつけるのはやめよう」となってしまうのは大間違いです。

世の中にあるほとんどすべてのものは、ネガティブな検索をすればそんな記事が山ほど出てきます。そして人は、人の不幸を知りたがります。

万が一自分が何かの珍しい事件に巻き込まれれば、多くの場合その事件を熱を持って他者に伝えるでしょう。そしてそんな不幸の実体験の記事は人気が出ます。人気が出ればそんな記事はGoogleの検索でも上位に表示されます。

さらに厄介なのは、自分の記事を上位に食い込ませたい無責任ブロガー。自分が経験したわけでもないのに、こんなことがあったらしいと大袈裟に表現して金儲けをします。やがてマタニティーマークの検索結果は、いろんな意味で黒いページに埋め尽くされていきます。

 

こんな負のスパイラルが、あたかも日本中でマタニティーマークのトラブルが起こっているような錯覚を起こしてしまうのです。

妊婦さんに罵声を浴びせたり、暴力を振るうなど、そんな人間は元々どこかで道を間違えてしまった悲しい人で、そんな人のために2つ、あるいは複数の命を守る妊婦さんが道を譲る必要は全くありません。

日本人の心の優しさを信じてください。困っている人がいたら手を差し伸べる。そんなのが今の日本では当たり前になってきました。
理由の2つ目は、

みんなが身につけていかなければ認知度が上がらない

ということです。

これは非常に手前勝手な意見で申し訳ないのですが、単純に私が、妊婦さんたちには胸をはってこのマークを付けて行って欲しいし、そうすることで将来このマークを妊婦さんたちが身に付けやすい時代を、社会を作って行って欲しいからです。

あなたの後に続く後輩ママたちの妊婦生活が過ごしやすい社会なのか否かは、今の妊婦さんたちの行動にかかっているし、今のママたちの主張がなければ社会は変わっていきません。

そして、しっかりとそのマークをつけて、マーク自体を世の中に知ってもらうことで、「電車で気づかれない」、「気づかれてもマークの意味を世間が知らない」だからつけるのやめようなんて悲しい出来事を減らすことができます。

 

理由の3つ目は、

誰のためって、あなたの一番大切な人のためにつけましょう

お母さんがもしも、「恥ずかしいから」とか、「無視されると虚しいから」なんていう理由でこのマークを付けないことを選んだ時、もう一度考えてください。あなたのお腹にいる大切な命のことを。

そのマークは、「社会があなたたが妊婦であることを知るため」のものです。「あなたが別に知ってもらわなくてもいいし」と判断をするのはできるだけ最終手段にして欲しいと私は思っています。

なぜなら、そのマークが守っているのはあなたであり、あなたのお腹の中にいる大切な命だからです。

社会には命を守る義務があります。大げさに聞こえるかもしれませんが、このマークが生まれた背景には、そんな大きなテーマがあるはずです。

社会全体であなたの子供を守っていこうと。

 

ここまでで、私の主張は一通り終わりです。

ところで、どうして私がここまでマタニティーマークに対して熱い想いがあるのかというと、実は私の嫁も、このマタニティーマークの認知度が低いために悲しい思いをしてしまったからなのです。

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妊婦だった嫁が悲しい思いをした出来事

 

 

 

 

 

 

 

 

誰も悪くない話。なのに大切な人が号泣した話。

混雑した電車に、お腹の大きい女性が乗車してくる。
ドア付近で立っている若い男性客がそれに気づき、近場に座っている客ではなく、少し遠くに座っている女性に声をかける。

「すみません、妊婦さんに席を譲っていただけませんか?」

この席を譲ってあげてくれと指名された女性こそが私の嫁。
嫁は遠くから突然自分に向けて声をかけられたことに驚き、慌てて席を立ち妊婦さんに譲る。

おそらくこの男性は、周囲を見渡して、席を譲ってくれそうな人を探した結果、少し遠くの席に座っている女性である嫁を選んだのだろう。嫁はそのまま、立って帰宅。

普通に聞けば若者の素敵な行動の話。実際に素晴らしい行動だと思う。

でも、実はこのとき、うちの嫁も妊娠中だったのです。

はっと驚き席を譲ったのだけれど、少しして状況を飲み込む。家に帰ってきて、「なんで沢山人がいるのに、わざわざ遠くの私に声をかけたんだろう」「なんで私も妊婦ですって言い返せなかったのだろう」と、感情のコントロールが効かなくなり、号泣することに。

しかもこの時嫁は、まだ安定期に入っていない、大事な時期。(もちろん安定期に入ってからも大事だが、妊婦さんが一番大事なのは、お腹が大きくなる前の時期。)

当然まだお腹が大きくなっていない嫁をみても、周囲の人は妊娠中とは思いもしないのは無理もありません。

こんな勇敢で優しい若者が、あるいは周囲の客の誰か1人でも、この日嫁が分かりやすく身につけているマタニティーマークの意味を知っていれば、この行動はもっと素敵な話になっていたかもしれない。

誰も悪くない話。なのに大切な人が号泣した話。


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是非、マークをつけてもう一度認知度を上げましょう

草の根運動というわけではありませんが、やっぱり私はつけて欲しい。とくに、まだお腹が大きくなっていない妊娠初期の段階では必ず。

なぜなら、妊娠中はどの段階だって大切にされるべきですが、その中でも一番大事なのは安定期に入る前の段階です。そしてこの段階では傍目には妊婦さんがどうかの判別ができません。

だからこそ、この大切な時期には必ずマークをつけて周囲からサポートを受けるべきなのです。

他の誰のためでもなく、生まれてくるあなたの大切な家族のために。また、そうやって皆がこのマークを認識することで、助け合いの社会になっていくことを願います。

 

 

 

 

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このマークを盛り上げて、皆で幸せな社会を創ろう!

マタニティーマークによるトラブルがいろんな形でやたら大袈裟に取り沙汰されてはいるけれど、やっぱり日本人の優しさは捨てたもんじゃない。

そうやってみんなが胸をはってそのマークをつけることで認知度があがり、それによって優しさの連鎖が生まれるとおもう。

いろんな意見があるし、最終的にこれを身に付けるか付けないかは本人に任せるとして、私は、決心してこのマークを着けている女性を、全力で守れる男になりたい。

そして、ママは、近い未来の家族を全力で守って欲しい。

この社会が、もっと新しい命に優しくなることを願って。

それでは。

 

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