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子供の蚊に刺されの腫れがひどいので調べたら「とびひ」に感染してた

子供の蚊に刺されの腫れがひどいので調べたら「とびひ」に感染してた

 

まさかただの蚊に刺されが原因で「とびひ」になるとは思いもしませんでした。

そして、早く病院に行って治療しなければ、その可愛い身体に「とびひ」の跡が一生残ってしまったかもしれません。手遅れになる前に迅速な対処を。

夏の時期から気にしていたんですが、子供の蚊に刺されの腫れがひどく、一度刺されると腫れ上がってしばらく治らない。

痒みを我慢できず、搔きむしる子供←ここに原因がありました。

「たかが蚊に刺されぐらい、ムヒパッチでも塗っておけば大丈夫だろう」

なんて放っておいたら全然腫れが引かず、あれよあれよと蚊に刺され跡が増え、皮膚科に行く事態に。

同じような状況の親御さん、そしてそうでなくともお子様をお持ちの方も知っておいていただきたい情報をまとめました。ぜひお付き合いください。

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蚊のメカニズムを知る

色々な対処も、まずは敵を知ることが必要です。ざっくりと蚊の仕組みをまとめてみました。

人を刺すのはメスの蚊だけ

メスは卵を発達させるために必要なタンパク質を得るために吸血します。なので、人を刺すのは、交配をしたメスの蚊だけということになります。

自分の子供を守る為、お母さんの蚊は必死で吸血するのですね。危険を顧みず、果敢に人に立ち向かっているのだと考えると少しドラマチックな感じもします。

蚊に刺され

ちなみに

それ以外の蚊や、オスは何を食べているの?

花の蜜や樹液なんです。あの長いストローを使って蜜を吸っている蚊を想像すると、ちょっと可愛くも思えます。

 

蚊が人を刺す理由や生態系を知ると、別に、蚊に刺されが痛くもかゆくもなく、腫れもしないなら、いくらでも吸わせてあげたい気がするのですが。では、

蚊に刺されはなぜかゆい?

蚊が人の血を吸血する時には、まずはあのストローを皮膚に刺します。そしてすぐに血を吸うのではなく、一度、「唾液」を吐き出します。

この唾液には、「人の血を吸いやすくする為に、血が固まりにくくする」効果があります。通常、血液は空気に触れれば固まってしまいます。それは血を吸った蚊にとっては具合が悪いのです。なのでこのように唾液を注入します。

そして準備ができたらいよいよ吸血が始まります。

実はこの、「唾液」が痒みの原因なんです。

この唾液は体の中でアレルギー反応を起こし、痒みを引き出します。

蚊に刺されている時、あえて吸わせる対処法

蚊が皮膚に着地してから、唾液の注入完了までは10秒程度。そのあと吸血をし始め、最終的には血液と一緒に唾液も吸い込みます。荒い対処法ですが、かゆい原因が唾液ですから、こう言った方法もあるようです。

蚊に刺されているのを見ると、ついついすぐに叩いてしまいます。部屋の中などならこれ以上刺されたくないので叩き殺してしまいますが、キャンプなどのアウトドアにおいては叩いても叩いても追っ手がきますのでほぼ無意味です。

そんな場面では、蚊のメカニズムを利用したこのような対処方法も可能です。

 

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子供が蚊に刺されやすい理由

我が家の中で一番蚊に狙われるのは子供です。おそらく多くのお子さんのいる家庭でそうではないでしょうか?では、どうして子供が蚊に刺されやすいのか、蚊に刺されやすい人の特徴からです。

蚊に刺され

蚊に刺されやすい人の特徴

  • 体温が高い人
  • 汗をかきやすい人
  • ストレスが多い人
  • お酒を飲む人
  • 黒い服を着ている(色黒な)人

蚊は無作為にいろんな人を刺しに行くわけではなく、上記に当てはまる人を好んで刺しに行くそうです。体温が高い人や、汗の匂いに寄って行ったり、二酸化炭素も好みます。ストレスの多い人は呼気の中の二酸化炭素量が多いのだとか。アルコールを飲むと体温が上昇しますし、一部の夜行性の蚊は、黒を目指して吸血の対象物を探すそうです。これ以外にも、O型の人が刺されやすいという医学データもあるようです。

蚊に刺されやすい子供の特徴

上記条件から当てはまるのは、

体温が高い
代謝がよく汗をかきやすい

というところですね。

多くのお子さんは体温が高いです。そして、新陳代謝が良く動き回り、汗をよくかきます。これで黒い服を着ていたら、かなりの確率でターゲットになりますね。

しかも、お子さんは大人よりも皮膚の神経が敏感ではありませんから、蚊に刺されていることに気づかないため、最後まで吸われてしまうという悪循環が起こっています。

このような蚊のメカニズムを知った上で、蚊の対策をしていきましょう。しかし、どれだけ対処しても刺されてしまうのが蚊というものです。

 

 

しかも私の娘の場合は刺されてからがとにかく厄介です。

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子供の蚊に刺されの腫れがひどい

うちの娘(4歳)の場合、蚊に刺されるととにかく腫れがひどい。3歳の時もそうだったんですが、4歳になってさらにひどくなったように思います。

数時間で腫れ上がる患部

刺されてすぐは普通の赤くぷっくりした程度なんですが、数時間でそれがどんどん大きくなり、痒みもかなり増しているようで我慢ができずに掻きむしってしまいます。パッチなどを貼っても掻いて剥がれてしまう状態。かゆさに我慢できず泣き出すほどです。そして次の日にはパンパンに腫れ上がり、直径5センチほどの腫れになります。

蚊に刺され

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蚊のアレルギー

こう言ったケースの場合、蚊のアレルギーの可能性があるので小児科で診てもらった方がいいようです。食物アレルギーも含め、アレルギーに関しては早めに知っておいた方がいいので前向きに検討しましょう。

小児科で血液検査をすれば調べてもらえます。ことにアレルギー関連は、アナフィラキシーショックなど、恐ろしいことに巻き込まれないよう、早めの検査をお勧めいたします。

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腫れだけじゃない患部の状態

娘の場合、蚊に刺されでひどいのは腫れだけではありません。

かさぶたを取る

これはうちの子供の性格なのかもしれませんが、蚊に刺されに限らず、転んだ後のかさぶたや、日焼けでめくれてきた皮膚、服のほつれた糸など、気になったものは夢中で取り続けます。声をかけても気づかないくらい夢中で。

この性格のせいで、かゆければすぐに掻いてしまうので患部は傷だらけに。それだけでなく、痒みもなくなり、ようやく固まったかさぶたを取ってしまう癖があり、出血とかさぶたの繰り返し。何度注意をしても、かさぶたが視界に入ると気になって、また、ふと手に触れたところにかさぶたがあるとまた気になって。一度気になると取るまで気になってしまう。

月のクレーターのように

そうこうしているうちに、蚊に刺されの中心部、いわゆる蚊が刺した部分は傷口がどんどん広がり、月のクレーターや、火山の火口のようになります。

ぱっくりと口を開いたような患部からは、膿が出て、痒みが出て、また掻くの繰り返し。

水ぶくれやケロイド状に

最終的には、膿の溜まった水ぶくれになってしまったり、何度も傷を繰り返したために皮膚が赤くぷっくりとしたケロイドになってしまいます。

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蚊に刺され跡を皮膚科で受診

蚊の時期が終わり、数ヶ月もすれば跡は消えて無くなるのですが、今年はそれがあまりにも酷かったので、いよいよ皮膚科で診てもらうことにしました。

ネットでいろいろと情報を探しましたが、どれが本当の情報か判別できず、また医学の心得のある方が書いているのかも疑わしく、やはりこういうことは医師に診てもらうのが一番です。

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「とびひ」は目視ですぐわかる

受診して驚いたのですが、その受診時間の短さ。まさにあっという間でした。診察室に入り、患部を診せると、一瞬で

「はい、とびひ。薬出しておきます。」

の一言で、診察は終わり。診察室入ってから出るまで、30秒もかからなかったと思います。

つまりは、専門の医師がみれば目視でもすぐにわかるくらい患部が特徴的だということです。この時の娘の患部は、前述の通り、赤くぷっくりと、ケロイドのような状況。場所によってはクレーターのように口を開け、膿が出ている状況でした。

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「とびひ」とは?原因・対策・治療法

赤ちゃんや子供に多い、皮膚の病気です。正式名称は「伝染性膿痂疹(でんせんせいのうかしん)」といいます。強いかゆみを伴う水泡が、次々に「飛び火のように広がる」のが名前の由来です。

「とびひ」の原因は?

多くの場合は黄色ブドウ球菌が傷口からはいり感染するのが原因です。※溶連菌を原因とする場合もあります。

黄色ブドウ球菌とは?

人なら誰でも、鼻腔や皮膚に持っている常在菌

ふつうの皮膚になら付着しても問題のない菌なのですが、これが、すり傷、掻き傷、切り傷などのある皮膚に付着すると感染します。

「とびひ」の症状は?

傷口に膿みをもった水泡(透明~淡黄色)ができ、かゆみが強いが、掻いてしまうとすぐに水泡が破れ、その膿のついた手で他の傷口をかくとそちらにも感染する。大小様々なサイズで、身体中、顔などどこにでも感染していきます。感染力は非常に高いです。

「とびひ」の注意点は?

傷がある皮膚ならば、他の人にも感染しますので、幼稚園や保育園は病院の先生に相談し、必要に応じで登園は控えましょう。子供は走り回って転んだりして傷を持っている可能性が高いので、感染リスクが高いです。プールや水遊びは特に注意です。登園させる場合には、本人が傷口に触れないようにガーゼで患部を覆いましょう。

もちろん大人にも感染しますので、一緒にお風呂に入ることは控えましょう。また、バスタオルも別のものを使いましょう。子供ほど感染し症状が出ることは少ないようですが念のため。

また、ステロイド系の薬は症状を悪化させる可能性があります。必ず医師の診断を受け、手持ちのステロイド剤を勝手に使用するなどの行為は避けましょう。

今すぐできる「とびひ」のケア

適宜、シャワーなどで身体を清潔にし、患部には触れないようにガーゼで覆ってあげます。傷になることが原因なので、爪を切ってあげることも大事です。また、鼻をほじる癖がある子供は要注意です。黄色ブドウ球菌は、鼻腔に存在しています。鼻をいじった後に患部に触れると感染の原因にもなりますし、逆に膿のついた指で鼻をほじって傷ができれば、鼻腔にも「とびひ」は感染します。

パッチや絆創膏は?

ガーゼで覆い、包帯で固定となるとかなり面倒なので、パッチや絆創膏で済ませている方もいるようですが、娘のケースで言えばそれが悪化の原因となりましたのでお勧めできません。

うちの娘は絆創膏やパッチの粘着部にも肌の痒みを感じる敏感肌で、患部以外の場所も搔きむしり傷口以外の場所にまで広がっていきました。

「とびひ」の薬と治療法

実際に娘が処方された薬を紹介します。患部の状態や年齢、その子の体質などによって変わると思いますので、参考までに。

「とびひ」の飲み薬

セチリジン塩酸塩DS1.25「タカタ」

アレルギー性鼻炎、蕁麻疹、かゆみなどを改善する薬

※水に溶かして服用も可能。眠くなる。

セフポドキシムプロキセチルDS小児用5%「サワイ」

セフィム系の抗生物質で感染症を治療する薬。

※水に溶かして服用も可能。発熱、咳、むくみ、蕁麻疹、腹痛、下痢、貧血などの治療がみられたら一報を。

飲み薬は上記2つ。1日2回朝食後と夕食後、粉末タイプなので、お薬ゼリーで飲ませました。

「とびひ」の塗り薬

ベトノバールGクリーム0.12%

湿疹や細菌による皮膚の炎症に用いられる薬

※患部に直接塗ります。

とびひの治療薬ベトノバールGクリーム0.12%

亜鉛華軟膏「ニッコー」とチンク油「ニッコー」

皮膚を保護したり、炎症を抑える塗り薬。

※患部に塗るか、ガーゼにのばして貼ってください。塗ると、舞台俳優の白粉のようにかなり白くなりますので調整しましょう。つけすぎると大変なことになります。

亜鉛華軟膏「ニッコー」とチンク油「ニッコー」

塗り薬は上記二つ。先にベトノバールを患部に塗り、その上から覆うように亜鉛華軟膏とチンク油を塗ります。さらにその上からガーゼをかけてあげ、包帯で固定します。

 

これで3日ほど様子を見た後に、再度皮膚科で受診。すると、思ったより治りが遅かったということで、塗り薬だけ別の薬を処方されました。

塗り薬

アクアチム軟膏1%

細菌を殺す作用によって皮膚の感染を治療する塗り薬。

とびひの薬アクアチム軟膏1%

これを患部に塗り、ガーゼで覆います。真っ白になる亜鉛華軟膏を塗る必要がなくなったのでだいぶ楽になりました。

特にひどい患部(貼り薬)

ソフラチュール貼付剤

細菌を殺す作用によって皮膚の感染を治療する貼り薬。

※耳が聞こえにくい、体がむくんで尿が出にくいなどの症状がでたら一報を。

とびひの薬ソフラチュール貼付剤

特に症状がひどい患部には、薬を塗った上からさらにこのソフラチュール貼付剤を貼ります。そして包帯で固定をしてあげます。

 

「とびひ」が治るまでの期間

治療を始めてから約1週間です。

ただ、症状の悪化状況やその子の体質、肌質によって大幅に差が出ますのであくまで目安です。

 

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蚊に刺されから「とびひ」に感染のまとめ

いかがでしたでしょうか?そもそも「とびひ」という病気を知らなかったという方も多いのではないでしょうか?

人が誰でも持つ黄色ブドウ球菌は、傷口に入ると危険です。子供が傷を作ってきたら、すぐに患部を清潔にし、消毒、そして絆創膏やガーゼで覆ってあげましょう。蚊に刺されも要注意です。痒くて掻いてしまうと傷になり、そこから感染します。爪の手入れも怠らずにやってあげましょう。

そしてもしも「とびひ」の疑いがあった場合は、すぐに病院に連れて行きましょう。他の子供への感染防止だけでなく、1日も早くこの痒みから我が子を救ってあげましょう。

 

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