【痛風予防|アンセリン】尿酸値上昇の抑制に効果のある商品が登場!
若い頃は何も気にせず飲んでいたお酒も、年を重ねるとそうもいかないものです。
飲める量も減ったし、次の日に残るし、
そしてなにより、
「痛風」
の二文字が頭をよぎる。
発症すると、耐えられないほどの激痛という噂も聞きます。
そんなことを想像しては、ビールではなくホッピーを注文してみたり。
お酒好きが、不安を抱えずに楽しめる日はこないのでしょうか?
そんな私と同じような悩みを抱える方に朗報です。
そんな日が来たようです。
今回は、痛風に不安を抱えるお酒好きの救世主「アンセリン」について紹介していきます。
痛風とは?
まずは簡単に、痛風についておさらいしていきましょう。
痛風患者はこの30年で急増し、いまや100万人を超えています。明日は我が身です。
痛風の症状
加えて「痛風結石」「腎臓障害」「肥満」といった合併症も引き起こすとされています。
痛風の原因・メカニズム
次に、痛風の原因についても簡単に確認しておきましょう。
痛風の原因はご存知の通り「尿酸」です。
「尿酸」自体はどんな人の体の中にもあり、通常は血液などに溶けて体内を循環、濾し取られて尿として排泄されます。
しかし、尿酸の量が一定量を増えると以下のようになります。
- 血液中の尿酸の濃度が上昇して飽和濃度を越える
- 溶けきれない尿酸が身体の中に蓄積
- 蓄積された尿酸が、ナトリウムと塩を作り「結晶」になる
- 尿酸塩の結晶が関節の内面に沈着
- 白血球がこれに反応し攻撃
- 痛風の症状が発症
尿酸とは?
そんな痛風の原因ともされる尿酸とは何者なのでしょうか?
一言で言えば「プリン体の老廃物」です。
プリン体は細胞の核の成分で、実は細胞の新陳代謝に重要な役割を果たします。
このプリン体が体内で役割を果たした結果、最終的に発生する老廃物が「尿酸」なのです。
尿酸値を下げる方法
では尿酸値を下げるためにはどのような方法があるのでしょうか?
プリン体の多い食べ物を避ける
尿酸値と聞くと、ビールなどアルコールが主な原因と捉えられがちですが、食べ過ぎも原因の1つです。
プリン体は食物の中にも多く含まれています。特にプリン体の多い食品は以下
- 魚の干物
- レバーなど動物の内臓
- 白子
- カツオ・イワシ
- 干し椎茸
基本的に肉や魚に多いのですが、特に干物にして旨みを凝縮している食品や、お酒好きには濃厚でたまらないあん肝や白子、レバーなどに多く含まれています。
これらの食品の摂取しすぎに注意することで尿酸値の上昇を避けられます。
また、肥満は尿酸値の排出を悪くするので、いずれにせよ食べ過ぎには注意です。
加えて、海藻や野菜など、尿をアルカリ性に近づけてくれる食品を意識して摂取することも効果的です。
お酒を控える
やはり尿酸の敵はお酒です。プリン体を意識して「ビール以外のお酒を飲めば安心」という考えも誤りです。
確かに他のお酒はビールに比べてプリン体の量が少ないですが、アルコール自体に尿酸値を上昇させる働きがありますので、摂取量の調整をする必要があります。
その他の尿酸値対策
食べたり飲んだりする量や食品を調整するだけでなく、尿酸値の上昇にはストレスも関係していると言われています。
また、定期的に有酸素運動を取り入れることも効果的です。
痛風予防・対策に効果のある「アンセリン」とは?
ここまでのお話は、痛風を気にしている方ならある程度ご存知のことかと思います。
そしてここからいよいよ痛風の救世主「アンセリン」について紹介してまいります。
アンセリンとは?効果は?
アンセリンとは、実は2017年に「抗疲労」の効果で一度着目された成分で、すでにサプリメントなどが市場に出回っています。
- 抗疲労効果
- 活性酸素消去能
- 血圧降下作用
- 抗炎症作用
- 尿酸値降下作用
上記のような効果・効能が確認されており、アミノ酸系成分の「イミダゾールジペプチド」の一種で、主にカツオやマグロに多く含まれます。
開発していたのは焼津水産化学工場で、元々は「抗疲労効果」に着目して開発をしていたところ、このアンセリンが「尿酸を作りすぎず、排泄を促進する」ことを発見しました。
ならば、このアンセリンが多く含まれるカツオやマグロを食べれば、尿酸値上昇を抑えられるのかというと、前述の通りカツオやマグロにはプリン体も多く含まれるため高い効果は望めません。
そこで、さらに開発をすすめ、プリン体を99%カットし、アンセリンの効果のみを残した、高純度のアンセリンの量産化に成功、さらにはアンセリン特有の魚介風味のカットにも成功し、いよいよ商品としての可能性が実現化したというのが、誕生までのお話です。
アンセリンが機能性表示食品に
しかしながら、これまではアンセリンが尿酸値上昇を抑える機能があるということを、商品化した際にパッケージに表示できる許可(機能性表示食品)を得ていませんでした。
商品を開発しても「アンセリンで尿酸値上昇を抑える」という表示をできなければ、消費者には伝わらず、販売力につながるインパクトもありません。
メーカーとしても、売れない商品を作るわけには行かず、二の足を踏んでいたのです。
そんなアンセリンが、いよいよ2019年、「機能性表示食品」となるのです。
機能を表示できるとなれば、痛風を気にする消費者の購買意欲につながりますから、各メーカーが様々な商品開発に取り組むことが可能になります。
これにより、いままではサプリメントしかなかった商品は裾野を広げ、消費者の嗜好や利用シーンにマッチした豊富なジャンルの「アンセリン」商品が発売されることでしょう。
アンセリンの商品ラインナップ
魚介の風味もカットされ、さまざまな応用に対応できそうなアンセリンですが、サプリメントの他にどのような商品が出てくるのでしょうか?
すでに開発が進んでいるとされているのは、清涼飲料水や炭酸水とのことです。
清涼飲料水なら手軽に摂取できますし、炭酸水ならば「ハイボール」や「サワー」に利用でき便利です。
また、ウコンドリンクのように、アンセリンも「抗尿酸ドリンク」として飲み会のお供に重宝されるかもしれません。
野菜ジュースに合わせれば、野菜で尿をアルカリ性に近づけ、さらにアンセリンの効果で尿酸値の上昇を抑えるというダブル効果に期待ができます。
その他、お酒のおつまみやダイエット食品など、尿酸を気にするお酒好きや肥満を気にする層をターゲットにした商品にも期待です。
居酒屋などでもこう言ったメニューの開発が進むかもしれません。
2019年から続々と発売されるアンセリンの商品ラインナップに期待です。
まとめ|痛風予防・対策にアンセリン
ということで、痛風を気にしている方の救世主、アンセリンについて紹介してまいりましたが、いかがだったでしょうか?
もちろん、アンセリンに頼って暴飲暴食は、他の病気の可能性も出てきますので禁物ですが、美味しいお酒・美味しいご飯を食べる時に、少しは心の安らぎになるでしょう。
空腹と心の安らぎは、食の一番のスパイスです。
それでは。
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