今回は、ここ数年話題のスポット&グランピング「PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-」をレポートいたします。
宿泊施設の種類やプランが多数ありますが、今回はTAKIBIというトレーラーハウスでのグランピングをメインに紹介いたします。
実際に利用してみた感想を正直にレポート。「持って行った方が良かったもの」「失敗談」も併せて紹介します。
PICAさがみ湖とは
PICAさがみ湖とは、さがみ湖プレジャーフォレストにあるキャンプ施設で、初心者でも安心の設備、遊園地や温泉まで併設されたファミリーやカップルにおすすめのスポットです。
宿泊施設の種類
宿泊施設にはグランピングのようなトレーラーハウスから、キャンプ初心者のためのテント設置済みなど種類があります。
トレーラー
全棟にベッド・シャワー・トイレ・屋根付きBBQエリアを設置、調理器具や食器も用意されている
- ロイヤルスリーパー 8(定員8名・2棟)
- TAKIBI(定員6名・12棟)
- ロイヤルスリーパー 6(定員6名・10棟)
- マーマレードキャラバンズ タイプ A(定員5名・4棟)
- マーマレードキャラバンズ タイプ B(定員5名・2棟)
- スリーパー4 タイプ A(定員4名・2棟)
- スリーパー4 タイプ B(定員4名・1棟)
- コンパクトキャラバンズ(定員4名・7棟)
- コンパクトキャラバンズ BBQ(定員4名・2棟)
- コテージ コテージ・テラス(定員4名・19棟)
- コテージ・キッチン(定員4名・17棟)
- コテージ・ドッグラン(定員4名(ペット:2頭)・3棟)
キャビン
大小のログキャビン。
- CAMPキャビン 12(定員6名以上 12名まで・3棟)
- CAMPキャビン 6(定員6名・10棟)
- CAMPキャビン 4(定員4名・16棟)
テント
テント設置済みのウッドデッキ。
- セットアップテントサイト(定員4名・20サイト)
- セットアップテントサイト キッチン(定員4名・35サイト)
- エンジョイテント(常設)(定員4名・25サイト)
キャンプ
自然が多く残された林間サイト。
- WILD CAMP SITE・PRIVATE(電源付き)(定員10名・1サイト)
- WILD CAMP SITE・Gokuraku base(定員10名・1サイト)
- WILD CAMP SITE・TAKIBI(定員6名・6サイト)
- WILD CAMP SITE FREE(定員6名・17サイト)
- 電源付きオートキャンプサイト(定員6名・4サイト)
- 電源なし オートキャンプサイト(定員6名・15サイト)
宿泊プランの種類
- フリーパス付き遊園地パック(宿泊、遊園地入園券、フリーパス、夕食、朝食、さがみ湖温泉うるり入浴券)
- CAMPパック(宿泊、遊園地入園券、夕食、朝食)
- 素泊まりプラン(宿泊)
料金は繁忙期や祝前日などによって変わります。夕食は自分たちで近くのスーパーで購入したものでBBQを検討、さらに入浴券もいらなかったので、素泊まりプランにして、フリーパスだけ別購入でどのくらい差があるのか検証したところ、3名分でも数千円しか差がありませんでした。
じゃあせっかくならということで、フリーパス付き遊園地パックにしました。
チェックインとチェックアウトの時間
プランや施設によって若干の違いはあるようですが、
- チェックイン:14時〜
- チェックアウト:〜10時
です。
アーリーチェックインや、レイトチェックアウトなど、曜日やシーズンによっては受付があるそうです。
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-を口コミ
早速ですが今回利用したPICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-を口コミしていきます。
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の外観
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-は、トレーラーを一部改造したキャンピングカーのような施設です。
写真のようにログハウス的な外観ですが、奥の方にはタイヤもあり車であった名残もあります。実際に室内でジャンプをしたりすると、車と同じようにタイヤがバウンドし振動があります。
また、雨天でも利用可能な屋根付きのBBQ場があり、そこで飲食をすることができます。
駐車場|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-
目の前に駐車場があり、自家用車を横付けできるのが嬉しいポイント。車を収納がわりにできるので、「あれはいるかな?これは不要かな?」と心配性&キャンプ初心者はとりあえず車に乗せておけば安心です。
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の内観と設備
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の内観を紹介します。
間取りはこんな感じで、室内は10畳ほどの広さで、今回は3人だったので十分でしたが、6人となるとちょっと手狭に感じるかもしれません。
寝るスペースはロフトになっていて、6人まで寝ることが可能です。
上下階とも天井はそこまで高くないですが、大人が座った姿勢で窮屈は感じない程度です。羽毛ぶとんやシーツ、枕、タオルケット、マットレスなど、寝るに必要なものは十分そろっています。
↓お風呂やシャワーも完備
お風呂を出るとバスマット、そして洗面台もあります。そこにシャンプーやボディーソープもありました。
二口のガスコンロもあります。調理スペースはかなり狭いので、調理はかなり困難です。まな板や鍋、フライパン、包丁、コッヘル、スポンジ、さらには食器やカップなど、必要なものはほぼ揃っていると言って良いです。
なんと電子レンジや冷蔵庫、冷凍庫も完備。このあたりはキャンプ初心者にはありがたいポイントと言えます。
ただ、ドライヤーや電子レンジを同時に使うのは控えて、というメモがありますのでご注意を。
設備一覧
- マットレス、寝具類(枕、リネンセット(シーツ・枕カバー・タオルケットのセット)、羽毛布団(11~4月のみ))×6名様分
- カトラリー(スプーン、フォーク、ナイフ、箸)×6名様分
- 食器類(プレート皿、ボウル皿、カップ)×6名様分
- 調理器具(包丁、まな板、ヘラ、トング、ピーラー、おたま、大・小鍋、フライパン)各1ずつ
- 電気機器(冷凍冷蔵庫、電子レンジ、電気ケトル)*他、電源コンセント有
- 冷暖房 (エアコンのみ)
- 水洗トイレ
- バス
- アメニティ(リンスインシャンプー・ボディソープ)×6名様分 ※歯ブラシはフロント売店にて販売しております。
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の特徴や設備
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の一番の特徴は、その名の通り「焚き火」ができることです。
キャンプといえばキャンプファイヤーが醍醐味です。あまり大掛かりなキャンプファイヤーはできませんが、火の用心をしながら火をつけると
こんな感じで雰囲気十分な焚き火を堪能できます。
しかし、薪(まき)は別料金です。受付で購入して運ぶか、室内に設置されたタブレットで注文(1セット950円)する必要があります。
1セットで約1時間〜2時間楽しめるとのこと。我が家は2セット楽しみましたが、少しずつ薪を足していくことで17時〜21時まで十分持ちました。
食事|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-を口コミ
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の食事付きのプランにすると、17時以降順にスタッフが食材を届けてくれます。
夕食|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-
保冷バックが外のBBQ場のテーブルの上に置いてあり、中に食材が詰め込まれています。
- プレジャーCAMPバーベキュー
- マッスルCAMPバーベキュー
- ゴクラクCAMPバーベキュー
の3種類あり、価格は同じなので公式サイトより好みのプランを選びましょう。上の写真はマッスルCAMPバーベキューです。
炭火でBBQ|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-
やはり一番の醍醐味は炭火でのバーベキューです。
- グリル網
- アルミプレート
- 鉄板
- 炭
- 着火剤
- チャッカマン
などが用意されています。
着火剤を中央に設置し、そのまわりに炭を積んでいき、チャッカマンで点火すれば、相当な初心者でも上手に火をつけられます。
朝食|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-
今回選択したプランは朝食も付いているプランで、朝食も同じ保冷バックに入っていました。
材料が入っているので、自分で簡単な調理をする必要があります。
今回は、
- クロワッサン
- レタス
- ハム
- チーズ
- ポテトサラダ
- ジュース
- コーヒーセット
でした。
別途、インスタントカレーやアスパラベーコン、コーンスープなどを買っておくとなかなか素敵な朝食になります。
特に、外で食べるカレーは最高!と娘から評価していただきました。
周辺スポット・施設|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-を口コミ
PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-の周辺スポット・施設を紹介します。
さがみ湖プレジャーフォレスト遊園地
ゴーカートのようなものから、バイキング、観覧車、コーヒーカップなどの定番物、さらには巨大迷路やアスレチック系のアトラクションの数も十分な遊園地です。幼児でも楽しめるアトラクションから、大人向けや激しいアトラクション好きまで満足できるアトラクションもあります。
山上への移動に使うリフトも景色が素敵です。
さがみ湖イルミリオンはあまりに有名。冬の風物詩と言えます。
マッスルモンスター2と風天
同じくさがみ湖プレジャーフォレストの名物アトラクション「マッスルモンスター2」と新アトラクション「風天」です。
事前にネット予約をするか、当日現地で予約をする必要があります。
さがみ湖温泉 うるり
遊び疲れた身体を癒してくれる温泉施設です。キャンプ場から30分間隔で送迎も出ています。
相模湖
さらに周辺におすすめスポットがないか探しましたが、相模湖くらいでした。釣りやボートが楽しめます。
注意点|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-を口コミ
次に、PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-で注意したいポイントを紹介します。
薪は別売り
TAKIBIというプランですから、焚き火は込み込み価格なのかと思いきや、薪は別売りという事実。しかも、1セット950円で、無料で運んでくれるのは合計1000円以上からというトラップ。やむなく2セット注文すると1900円。キャンプの楽しさに金銭感覚が麻痺しているためなんとなく注文してしまいますが、ちょっと痛い出費です。2000円あれば良いステーキ肉が買えますからね。
虫
キャンプ場ですから虫はいます。
季節によりますが私が来園したのは5月。この季節に目撃したのは「クマバチ」「カメムシ」「蚊トンボ」など。遊園地方面は特に「クマバチ」がたくさんいて、目の高さ付近でホバリングします。降りてくるのはオスの蜂で、刺されたりする心配はほぼないとのことですが、数が多くて子供が怖がります。というか大人でも怖いです。
夏から秋口には蚊も出るでしょう。虫除けスプレーは必須です。
照明必須
夕方からバーベキューをする分には明るいですが、焚き火やグリルの火の灯りがあるとは言え、夜にはかなり暗くなり、肉の焼き加減がかなり見えなくなります。生肉を食べてしまったりしないよう、ランタンなどの照明は必須です。
一応、備え付けの照明もあるのですが、大きい豆電球レベルの照明でないも同然です。今後もキャンプを検討している場合は、明るめの照明(ランタン)を購入しても良いですし、あらかじめ依頼しておいてレンタルも可能ですし、室内のタブレットから注文することも可能です。
カラス注意!ゴミは室内へ
BBQ後、生ゴミや残飯をゴミ袋にまとめるかと思いますが、臭いなどが気になっても必ず室内に保管して就寝することをおすすめします。
外に置きっぱなしにしてしまうと、カラスたちがゴミ袋をついばみ、漁り、パーティーが始まります。
そして、朝日を浴びるためにカーテンを開けた時に散乱したゴミだらけの庭に絶望することでしょう。
何度も言いますが、ゴミはしっかりカラス対策を。野良猫もウロウロしていますので注意。
フリーパス券をどちらで使うかをよく検討すべし
フリーパス付きの宿泊プランは、フリーパスを二日間のどちらかで使えます。
これをどちらにするかが満喫する鍵となります。
初日に早く付いて遊園地を満喫した後でバーベキューをするならば初日にフリーパス。逆に到着日はキャンプとバーベキューに専念するならば翌日に利用すると良いでしょう。
ピカソのたまご、巨大滑り台などの無料のアトラクションや、フリーパスがあっても別料金の風天やマッスルモンスターをフリーパスとは別日に楽しむというのも良い作戦です。
ただ、風天などがある山上エリアへの便利な移動手段「リフト」はフリーパス対象なので、そのあたりも加味して検討しましょう。
雨天に注意!アトラクションは壊滅状態
さがみ湖プレジャーフォレストの最大の注意点は天候です。
雨が降るとほぼ全てのアトラクションが中止となります。二日連続で雨の場合、フリーパス券も無駄になってしまいますので、予約当日の天気予報はしっかりチェックしましょう。日程変更が遅れるとキャンセル料もかかってきますので注意です。
持っていくと便利なアイテム|PICAさがみ湖プレジャーフォレスト-TAKIBI-を口コミ
最後に、さがみ湖プレジャーフォレストに持っていくと便利なものを紹介します。
- 紙皿・割りばし(予備)
- 軍手
- 虫よけスプレー
- 日焼け止め
- 照明(懐中電灯)
- タオル・バスタオル
- 歯ブラシ
- パジャマ
- 着替え
- スマホ充電
- 消毒と絆創膏
- 保険証
- インスタントコーヒー
- トランプやUNO
上記を持っていけば、より快適にキャンプを楽しめますし、いざという時に助かります。是非参考にしてみてください。
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